夏の振り返り2023年 教える側も勉強し続けられる幸せ


 さて、2023年夏の振り返り第2弾。
 恩師篠崎功子先生が、毎年教えてらっしゃる講習会に今年も聴講させていただきました。
 ちなみにこの講習会、とても歴史が長く、私も中学生の時参加しています(何年前かは。。数えたくない。。)
 軽井沢の大自然の中、野外で蚊と戦いながら練習したものです。懐かしい思い出です。

 今年も私の生徒が参加させていただいて、生徒も私も非常にお勉強させていただきました。
 今回先生が何度もおっしゃっていたことは大まかに2つありました。

 まず「楽譜をきちんと読むこと」
 楽譜を読むとは、もちろん音、リズムなど基礎的なことが出来ていることは当たり前ですが、フレーズを理解し、音楽用語、マーク、強弱一つ一つをきちんと読み、表現すること。楽譜を見ていないお客さんにも、どんなことが楽譜に書かれているか分かるように演奏すること。

 そして「楽器を鳴らすこと」
 力ずくで楽器を奏でるのではなく、楽器を美しくならすための重さを探すこと。そのための練習法も教えていただきました。
 楽器を美しく鳴らすことは、私も学生時代からずーっと指摘されています。美しい音に終わりはないですね。。
 
 今回聴講させていただき、参加した生徒はもちろん、他の生徒とのレッスンでの指導法の引き出しが増え、本当にありがたいかぎりです。
 生徒が日々練習、勉強して技術を伸ばしているのに対し、教える側が勉強を怠ったらあっという間に生徒に追い抜かれますから。。💦こうして勉強出来る環境をくださり、導いてくださる先生に縁がある私は、本当に幸せものです。
 こうして得た経験や知識を、レッスンに還元していこうと思います。